教材

ピアジェ博士の発達心理学を体系化し
教材として使用しています

本園では、ピアジェ博士の「子ども自身の力で発達し、自分自身で成長していく機会を数多く与えることが大切だ」との考えに基づき、幼児の発達に応じた教育体系を作り、ピアジェ博士監修の基、教材化し正課のカリキュラムに取り入れています。
それが「かず・ことばペタペタシールあそび(年少・年中・年長編)」「くらべっこ」などです。また、創造的教育に関する著書も多数出版しています。

ぺたぺたシリーズ

絵や数を書いたシールを教材シートに張ることでピアジェ理論を習得できる「ペタペタシールあそび」を教材として用いています。写真のような可愛い動物や花などのシールを使用します。 パンダはライオンからすれば右になり、キツネから見れば左になります。また、キリンからすれば下になりますが、カエルからすれば上です。つまり、位置は変わらなくても、左右、上下という言葉が反対になることをシールをはりながら発見していくのです。
このような位置関係の把握をピアジェ理論では[位置の保存性]といい、幼児期における知性の発達段階の重要なステップと捉えています。

ぺたぺたシリーズ

補助教材「くらべっこ」

くらべっこ 「ちえのバランスあそび」は、ピアジェ理論の実践とペタペタシールあそびの補助教材として制作したものです。
足す「+」や引く「-」、同じ「=」と口で言っても幼児には理解できません。そこで、ものを入れる操作を通じて「入れると増える」、その結果を見て「足す」の意味が分かるのです。同様に、ものを取り出す操作から「取ると減る」すなわち「引く」という言葉の意味が分かるのです。

くらべっこでは、これらの操作が繰り返し行われるため、自然に「足す」「引く」「同じ」の意味を理解していくことになります。また、見かけの重い軽いを実際にはどうなっているのか調べたり、ブロックで同じ数の集まりを作ったり、取ったり入れたりしてバランスを考えます。

くらべっこ

ピアジェ博士は、「一つの世界から思考は生まれない、二つの世界を比較する事によって初めて生まれるものである。」と言われました。同じか{「等価」の世界、記号で表すと「=」}、差異関係{「不等価」の世界、記号で表すと「<>」}しかないと名言しています。

例えば,大小関係のシェマは、数であれば、多い、少ない、同じかなどの世界です。これらの意味で、大小関係を表す等記号と不等記号は、思考する道具で、そのシェマ、長さであれば長い、短い、同じ。重さであれば、重い、軽い、同じなど、判断する重要な道具あり、とても広い範囲で大きな働きをするのです。幼児だからといって使わな理由はありません。しかも、どのような言葉よりも、その意味は簡単で理解し易いのです。「くらべっこ」の性質には、これらの操作が繰り返し行われるので自然に理解していきます。

☆はかりの重さにブロック、人形を使用していますので数の集合、対応、系列などにも利用できます。
☆ペタペタシール遊びの導入と、その応用にも利用できます。

視聴覚教材 補助教材ピテマ

楽しみながら学べて、視聴覚教材
補助教材ピテマ パソコン教材『ピテマ』は幼児と担任の先生で楽しみながら行うパソコン教材です。
幼児が保護者や先生とコミュニケーションをとりながらマウスを操作することで、もののイメージ作り・ものの大小関係・数の概念( 順序数・集合数・加法・減法)・視点を変えて分類する方法などを子ども達が考えていきます。

年少編

3歳児からのこの教材では、物の『大きい・小さい』関係や、イメージを膨らませる『シルエットクイズ』 お片づけをする集合遊びなど、3歳児から楽しく行える活動が含まれています。

年中編

4歳児からの教材では、空間遊びや、ピクニックに行き「動物たちの仲間集め」、数の順序数をわかりやすく行える単元、簡単な数の性質を知る教材が含まれています。
例1.数の多い、少ないを対応操作によって判断します。
例2.同じ色にも中間色があることを発見します。

年長編

5歳児からの教材では、イラストを見ながら「なぜ、そうなったの?」などの因果関係を考える単元、色の「組み合わせ」、推理をする単元、楽しい数の系列遊びなどを、動物たちのキャラクターと一緒に考える活動が含まれています。
例1.ゾウと木の位置関係はどっちが前でどっちが後ろ?位置関係を楽しく考えていきます。
例2.同じ数にわけるにはどうしたら良いでしょう?数の調節を考える単元です。