創造的教育の実践例日本ピアジェ会|ピアジェ理論|幼児教育|創造的教育|能動的記憶|ぺたぺたシール|児童心理学

教材日本ピアジェ会|ピアジェ理論|幼児教育|創造的教育|能動的記憶|ぺたぺたシール|児童心理学

昭和50年

教材をピアジェ博士に監修して頂き、「可能性を含むすばらしい教材である」とサインしていただく。

2歳児、年少組、年中組、年長組と発達段階に合わせて、子ども達が自ら考えることを目標として、教材作りに取り組んでいます。教材では、子ども達が単元の理解を深めることができるように、担任教諭が作成する導入教材、カリキュラムの本番教材、応用教材、視聴覚教材を織り交ぜて楽しく活動します。

能動的記憶と受動的記憶

現在

能動的記憶を養う教材づくりに取り組む日本ピアジェ会

[教材] かず・ことば ぺたぺたシールあそび日本ピアジェ会|ピアジェ理論|幼児教育|創造的教育|能動的記憶|ぺたぺたシール|児童心理学

[年少編 (3・4 歳児)]

■行動を伴って言葉を獲得します
■活動範囲が変化します
■2つの極への分化が始まります
3・4歳児で可能なことを受動的ではなく、 能動的に考え記憶することを養います。

おやすみ くまさん - みかけの大小関係

みかけの大小関係について理解します。物の「大きい」「小さい」を発見して,大きいクマに関わるものと小さいクマに関わるもの(大小のベッド・枕・パジャマ・ふとん)をそれぞれ対応させる操作をしていきます。大小関係の判断は知性の出発点であり,「同じ」・「同じでない」の判断が可能となります。

ー 内容のテーマ ー
1. 同じ色の発見と対応 4. 物と位置の関係 7. みかけの大小関係
2. 部分やシルエットから全体をイメージする 5. 色と形による分類 8. 2種類の集合づくり
3. 不足を補う 6. 色と動物の順列 9. 視点による物の分類

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[年少編 (3・4 歳児)]

■初歩的な因果関係を知ることができます
■中間概念の芽生えがみられます
■補足的思考の働きを見ることができます
イメージづくりの機能が発達し、それを表す言語表現が豊かになります。
また足りないものを見て補足する思考が働くようになります。

どうぶつマンション - 空間の位置関係

空間感覚は、幼児にはイメージ化しにくく、しかも位置関係の理解には、相対的な判断が必要です。
そこで、上下は横軸、左右は縦軸の座標を発見させ,そこから上下、左右の位置関係をとらえます。
さらに右上、右下など、上下左右の合成による位置関係にも気づかせます。

ゆうえんち - 数の合成・分解

5の構造を分解したり合成したりして、5はいろいろな数に分けられたり、組み合わされていることに気づかせ、5の性質について理解していきます。これらの操作の中には加法、減法の操作も含まれていて、可逆的に結ばれています。

ー 内容のテーマ ー
1. 内と外の区別 4. 同じ数の仲間集め 8. 色の濃い、薄いの発見
2. 3種類の集合づくり 5. 数の系列 9. 空間の位置関係
3. 1対1対応による数の多さ比べ(同価と差異) 6. 数の合成・分解 10. 豊かな言語表現
  7. 生物と人工物の区別  

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[年長編 (5・6 歳児)]

■連続的思考の働きを見ることができます
■言葉の一般化が始まります
■思考活動が活発になり応用能力が育ちます
部分的なもののとらえ方ではなく、少しずつ変化(差)を発見できるようになります。
遊びや生活面、絵画表現、言語表現にも著しい成長の変化が見られます。

どうぶつマンション - 空間の位置関係

量を系列したり、逆系列、逆二重系列の操作を通して量の保存による相補的関係について理解していきます。
これらの操作は加法減法、合成分解、反比例、論理的判断、その他の推理にも適応していき,時間の同一性を獲得する土台にもなります。

とうみん ‐ 倍数の発見

同じ数の集まりがいくつできるかを考えることで、倍数に気づかせていきます。同じ数の集まりをひとかたまりとして系列したものが乗法操作であり、逆に同じ数の集まりをひとかたまりとして分割したのが除法操作です。
これらは可逆的な性質によって結ばれていることを理解していきます。

ー 内容のテーマ ー
1. 因果関係 5. 中間概念の発見 9. 要素の組み合わせ
2. 色の組み合わせ 6. 倍数の発見 10. 量の相補的関係
3. 重なりの発見 7. 高さの逆二重系列 11. 創造性豊かな言語活動
4. 数の推理的判断 8. 順序数と可逆性  

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[教材] くらべっこ日本ピアジェ会|ピアジェ理論|幼児教育|創造的教育|能動的記憶|ぺたぺたシール|児童心理学

ちえのバランスあそび(立体教材)

 「ちえのバランスあそび」は、ピアジェ理論の実践とぺたぺたシールあそびの補助教材として制作したものです。

 足す「+」や引く「−」、同じ「=」と口で言っても幼児には理解できません。そこで、ものを入れる操作を通じて「入れると増える」、その結果を見て「足す」の意味が分かるのです。同様に、ものを取り出す操作から「取ると減る」すなわち「引く」という言葉の意味が分かるのです。

 また、見かけの重い軽いを実際にはどうなっているのか調べたり、ブロックで同じ数の集まりを作ったり、取ったり入れたりしてバランスを考えます。

[教材] もじあそび・かずあそび日本ピアジェ会|ピアジェ理論|幼児教育|創造的教育|能動的記憶|ぺたぺたシール|児童心理学

 文字、数を子どもの発達に応じて活動していくための教材「もじあそび・かずあそび」です。文字では、イメージと結びつけて単語として捉えていきます。
 数ではより具体的な物(リンゴやバナナ)といった具体物から取り組み、徐々に抽象的な数字へと発展していきます。

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